「天気予報 for 705NK他」をメールで受信

NOKIA端末のカレンダーに天気予報を追加してくれる「天気予報 for 705NK他」を玄箱を使ってN80のメールで受け取れるようにしてみました。
本来は「天気予報 for 705NK他」のWebにブラウザで接続して「vCalendar 」ファイルをダウンロードするのですが、スタンダード版N80ではWAP接続が出来ないので無線LANの無いところでは「天気予報 for 705NK他」の更新が出来ませんでした。そこで自宅で24時間稼働している玄箱で定期的に「天気予報 for 705NK他」をダウンロードさせてそれをメールに添付してN80で受け取るようにしてみました。(N80はそのままではMMSを受け取れません)
ただこの計画は10日くらい前からやっていましたが、コマンドを使ってどうやって添付ファイル付きメールの送信をすればいいのか分からなくて時間がかかってしまいました。Google先生に聞いてみると"uuencode"を使ってエンコードして送るというものが多く見受けられました。確かに

uuencode [添付ファイルへのパス] [添付ファイル名] | mail -s '[メール件名]' [送信アドレス]

としてやれば送れるのですが、N80で受け取ってもデコードされずただの訳の分からない文字列になってしまいました。10年くらい前に「Eudora」で受け取った添付ファイル付きのメールがこんな感じでした。その時は何かのツールでデコードしていた記憶が有りますが、N80ではそんなことは出来ません。ちなみにそのメールをMacで受け取るとちゃんと「添付ファイル」となります。"man uuencode"してみると"m"オプションを付けると"base64 エンコーディング"が使われるとのことだったので試してみましたが結果は同じでした。
きょう少し時間があったので他の方法は無いものかと検索してみると「[linux-users:83133] Re: sendmailで添付ファイルをつけて送れるか?」というものを見つけました。
"mpack"というコマンドが使えそうです。玄箱には"mpack"コマンドは有りませんでしたが"apt-get install mpack"で一発インストールOKでした。

mpack -s "[メール件名]" [添付ファイル] [送信アドレス]

これでいけました。
"wget"で「天気予報 for 705NK他」をダウンロード。それを"mpack"でN80へメール送信。という簡単なシェルスクリプトをcronで定期的に実施させて完了です。