pukiwikiを入れてみる

pukiwiki.orgのドメインが更新のし忘れで失効になってしまったというslashdot.jpの記事を読んでいたら、ふと玄箱に「pukiwiki」を入れてみようという気になった。外へ公開するかどうか分かりませんが、玄箱DebianiBookの設定記録とか残しておくのにちょうどいいんじゃないかと思ったからです。
まず「pukiwiki」を動かすには「php」の導入が必要です。

# apt-get install php4 libapache2-mod-php4

で「php」をインストールします。続いて「/etc/php/apache2/php.ini」を少し編集します。

magic_quotes_gpc = Off

output_buffering = On

output_handler = mb_output_handler

default_charset = "EUC-JP"

mbstring.language = Japanese
mbstring.internal_encoding = EUC-JP
mbstring.http_input = auto
mbstring.http_output = EUC-JP
mbstring.encoding_translation = On
mbstring.detect_order = auto
mbstring.substitute_character = none

次にpukiwiki.sourceforgeから最新版の「pukiwiki」をダウンロードしてきます。現在の最新バージョンは「pukiwiki-1.4.5_1_notb.tar.gz」のようです。これを展開して後、「/mnt/www/wiki」というディレクトリを作成してその中にコピーしておきます。
展開時に「tar pzxf pukiwiki-1.4.5_1_notb.tar.gz」のように「pオプション」をつけてやるとあらかじめ修飾されているパーミションを残して展開させることができます。私は後から気がついたのでいちち各パーミションの設定をこちらを参考に直しました。
これで「http://玄箱IPアドレス/wiki/」でfrontページが開きます。
動作確認が出来たとこで少し「pukiwiki.ini.php」を編集しておきます。

$modifier = 'ユーザー名';
$modifierlink = 'webのアドレス';
$adminpass = 'MD5による暗号化したパスワード';

MD5による暗号化したパスワード」はコンソール上で

$ echo -n 'パスワード' | md5sum

で生成させることが出来ます。