"Tiger"でのウィルス対策(自動編)

昨日に引き続き「Virex 7.2」でのウィルス対策について書いてみます。コマンドでのウィルススキャンを自動的にバックグラウンドで行うには「cron」という機能を使うのですが、簡単に設定を行うためにCronniXというアプリケーションを使います。CronniXを立ち上げて「新規」から自動実行したい曜日、時間を設定しコマンド蘭に

/usr/local/vscanx/vscanx -r -m ~/Desktop/virus/ --unzip --summary ~/Library > ~/Desktop/virex.log

のようにコマンドを記述しておきます。これを「保存」しておけば自動的にバックグラウンドでウィルススキャンを行ってくれます。で、結果はデスクトップの「virex.log」に格納され、検出されたウィルスはデスクトップの「virus」フォルダに移動されます。

ウィルススキャンの結果、何もなければそのままでもいいのですが、このままではウィルスが検出されてもなんのアラートも出ないので分かりません。そこで、「virus」フォルダにフォルダアクションを設定しておきます。私は、デフォルトで入っている「add - new item alert.scpt」を利用しました。「add - new item alert.scpt」は設定したフォルダにファイルやフォルダが入るとアラートを出してくれます。でも「add - new item alert.scpt」を素のままで使うのは味気ないので少し改造してこんな風にしてみました。