w3mでiLaunchを使う まとめ2

昨日、iLaunchの導入まで書きましたが、iLaunchをインストールすると /home/zaurus/Settings にilaunch.confというiLaunchの設定ファイルがコピーされます。ここでちょっと失敗したのが、編集のためZEditorを使ってilaunch.confを開いたのですが、なぜか日本語に部分が文字化けを起こして編集できない状態になってしまいます。ZEditor文字コードを自動判別して開いてくれるはずなのになぜ文字化けしてしまうのか分からず、2日ほど悩みましたが、ZEditorのマニュアルページに答えがありました。

●拡張子が "conf", "desktop", "control"ファイル、先頭が ".", "rc"で始まるファイルについては原則として UTF-8ファイルで読み込むように設定しました。(これが適用されるのは動作オプションの入力ファイルの読込で「自動」を選択した場合です。 その他の文字コードを選択した場合は選択した文字コードが適用されます。)(★ドットで始まるファイルについては、既に日本語が使われている場合に限りその文字コードが適用されます。 v1.3.0より)

動作オプションの入力ファイルの読込で「自動」を選択していたため、EUCのファイルが強制的にUTF-8で読み込まれていたのに気づかなかった訳です。動作オプションの入力ファイルの読込を「EUC」にしてやると日本語も問題なく表示出来るようになりました。で、

[URL] 表示(Opera),qcop QPE/System 'execute(QString,QString)' opera %p

pdf 表示(qpdf),qcop QPE/System 'execute(QString,QString)' qpdf %p
bmp 表示(イメージノート),qcop QPE/System 'execute(QString,QString)' zimager %p
gif 表示(イメージノート),qcop QPE/System 'execute(QString,QString)' zimager %p
jpg 表示(イメージノート),qcop QPE/System 'execute(QString,QString)' zimager %p
jpeg 表示(イメージノート),qcop QPE/System 'execute(QString,QString)' zimager %p
png 表示(イメージノート),qcop QPE/System 'execute(QString,QString)' zimager %p

を追加しておきました。
NetFrontは初めから設定されているので特に追加する必要はありません。

とりあえずiLaunchをw3mで使うには、特にiLaunch側の設定変更は必要ありません。w3mのオプションで外部ブラウザに /home/QtPalmtop/bin/ilaunch を設定し、Keymapで「EXTERN」と「EXTERN_LINK」で設定されているキーを押すだけでiLaunchが起動します。デフォルトでは「M」が「EXTERN」、「Cancel+M」が「EXTERN_LINK」ですが、私は「H」を「EXTERN」、「N」を「EXTERN_LINK」にしています。
「EXTERN」と「EXTERN_LINK」の違いは、「EXTERN」は現在w3mで開いているURLに対して外部ブラウザが起動し「EXTERN_LINK」はリンク先のURLに対して外部ブラウザが起動します。
w3mでカーソルをリンク先に持っていき「N」を押とiLaunchが起動し、その対象LINKに対して実行するようにilaunch.confで設定してあるアプリ一覧が表示されるので希望のものを選択し「Enter」を押せばそのアプリが起動します。これは画像入りで見てみたいというWebはNetFrontOperaですぐに見ることが出来るようになるり非常に便利です。