w3mでiLaunchを使う まとめ1

先日w3mで使いやすくするためにiLaunchを導入したことを書きましたが、iLaunchやw3mを解説しているWebを見てもタコの私にはよく分からない事が多く導入にはちょっと苦労したので、覚えとしてまとめを書いておきます。
とりあえず環境としてはw3mが使えるものとします。始めにiLaunchの導入ですが、Linuxザウルス/iLaunch - iSelectを使用したコマンドライン用の簡易ランチャーを参考にインストールします。iLaunchの実行には Perl、iLaunch、iSelectが必要になります。ここで、Linuxザウルス/iLaunch - iSelectを使用したコマンドライン用の簡易ランチャーにあるとおり

iLaunch

と実行するとそんなコマンドは無いと怒られます。そこで、インストールしたファイルを見てみると、

ilaunch

が正解のようです。しかし、ここで

perl: warning: Setting locale failed.
perl: warning: Please check that your locale settings:
LANGUAGE = (unset),
LC_ALL = (unset),
LANG = "ja"
are supported and installed on your system.
perl: warning: Falling back to the standard locale ("C").

というようなwarningが出てしまいます。これについてはLinuxザウルス/Perl - LinuxザウルスでPerlを使うための情報とTipsに答えがありました。/home/zaurus/.bashrc、/home/root/.bashrcに

export PERL_BADLANG=0

を追加すればwarningが出なくなります。しかし次はnkfが無いと怒られます。
そこで、Zaurus SL-A300 のバイナリの部屋 (.ipk) からnkf_2.01_arm.ipkを取ってきてインストールします。ここまでやってはじめてLinuxザウルス/iLaunch - iSelectを使用したコマンドライン用の簡易ランチャーにあるとおり、iLaunchが起動され現在のディレクトリ内のファイルが一覧表示されるようになります。
ただ、w3mで使う分にはexport PERL_BADLANG=0への追加や、nkfのインストールは必要ないようです。