w3mで外部ビューアを使う

w3mとiLaunchの連携で快適な状態になったSL-C860ですが、まだ実現できていないことがあります。iLaunchを使えばw3mで開いているページをNetFrontOperaでそのまま開くことも、リンク先のサイトや画像をNetFrontOperaを使って表示させることができます。しかし、現在w3mで開いているページにある特定の画像だけを開いて見るということが出来ないのです。iLaunchの設定ファイルilaunch.confをいろいろ変えて試してみましたがうまくいきません。元からiLaunchでは実現できないことなのか、私の使い方が悪いのかも分かりません。
そこで、Ilaunchでの実現をあきらめてw3mで初めから備わっている「VIEW_IMAGE」コマンドを使って外部ビューアで表示させてみることにしました。w3mのオプションには「外部ビューアの編集」というものがあります。これを開くと「データタイプ」と「外部コマンド」を設定するようになっています。日経Linux探索フリーソフトの補足、ビューアの設定を参考にホームディレクトリに「.mailcap」というファイルを作って

データタイプ image/*
外部コマンド ziimger %s

として登録し、w3mから画像を選択して「VIEW_IMAGE」コマンドのデフォルトである「I」を押してみましたが何の変化もありません。その後「.mailcap」を開いて見てみましたが空のままでした。そこで直接「.mailcap」に

image/*; ziimger %s

として再びw3mから画像を選択して「I」を押してみましたが何の変化もありません。まだ何か違っているようです。その後「.w3m-m17n」ディレクトリを覗いていたら、「mailcap」というファイルが有ることが分かりました。開いて見ると空だったので再び

image/*; ziimger %s

として画像を選択して「I」を押してみました。するとしばらくしてから「イメージノート」が起動し画像が表示されました。成功です。後から気づいたのですが、w3mのオプションの「外部プログラム」の項目に「利用するmailcap」というのがあって、「~/.w3m-m17n/mailcap」 となっていました。
やっと使い方が分かったので、PDFもQPdfで表示出来るように追加してみました。

image/*; ziimger %s
application/pdf; qpdf %s

画像の時は「I」(私は「i」にkeymapを変更)を押し「VIEW_IMAGE」を呼び出す必要が有りますが、PDFの場合は選択して「Enter」でPDFファイルが読み込まれQPdfで表示されます。
これでますますw3mが便利になりました。