TI-89とは

osbaka2003-12-18

先日hp49g+についてちょっと書きましたが、きょうは私の持っているもう一つの電卓TI-89について少し書いてみます。
TI-89hp電卓で採用しているRPNhttp://d.hatena.ne.jp/osbaka/20031216参照)ではなく数式とおりに記述していく普通の電卓です。普通と言っても一般的な電卓とは比べものにならないくらい多機能です。TIはTexas Instrumentsの略でですが、日本ではNaoco(http://www.naoco.com/)から販売されているのでhp電卓よりも入手は簡単ですし、日本語の詳細(500ページ以上)のマニュアルも付いています。
では、TI-89では何が出来るかというと、ちょっと強引ですが数式というものはほとんど出来ると言っても過言では無いでしょう。詳しくはここ(http://www.naoco.com/)にマニュアルのPDFが有るので興味のある人は一度見ることをお勧めします。電子小物好きな人はきっと欲しくなることは間違いないでしょう。
計算だけでなくもう一つの楽しみ方はいろいろなアプリケーションをインストールして機能を強化していくことです。例えば、TI(http://education.ti.com/us/product/tech/89/apps/appslist.html)にはEE*Proという電気工学関連の公式を集めたアプリが公開されています。これによりインピーダンスの計算、電圧源に負荷を直列に繋いだときの各電圧の低下の計算、負荷を並列に繋いだときの電流の計算なんかが簡単に出来るようになります。
さらにticalc.org(http://www.ticalc.org/pub/89/asm/)にはゲームなどたくさんのアプリが公開されています。画像はその一部のスクリーンショットですが、左上がshlというGUIのファイルマネージャーであとは見てのとおりのゲームですがこれらについては後日詳しく書いてみたいと思います。