TI-Nspire™ CX CAS

今手元に有るTexas Instrumentsの電卓は「TI-89」「TI-36X Pro」「TI-Nspire™ CAS」「TI-Nspire™ CX CAS」の4台。「TI-36X Pro」は普通の関数電卓。あとの3台はグラフ電卓というカテゴリに属するもので、全てCAS機能があります。「TI-Nspire™ CX CAS」はもはや電卓とは言えないような代物です。
「TI-Nspire™ CX CAS」をいじっていると、これって本当に電卓なのかと思います。普通に有るはずの「sin」とか「cos」とか「tan」なんてキーがありません。他のキーでフロートボックスを出してそこから選択するという方式です。手軽にぽんぽんとたたいて答えを出すという本来の電卓では無いのです。でもおもちゃとしては非常に強力です。

70kgあった体重が入院して以来減って、身長は180cm 有るのに退院時の体重は51kg。今やっと55kgまで回復しました。そんなわけで今回はBMI(Body Mass Index)を計算するプログラムをやってみました。計算は(体重/身長^2)なのでプログラムでやる必要も無いのですが、手始めの勉強ということで。
まずは「menu」から「Functions & Programs」→「Program Editor」で「プログラム・エディター」を起動。

今回は「bmi」という名前で登録するとこんな画面に。

Prgm と EndPrgm の間にプログラムを記述。

一通り出来たら、「menu」から「Check Syntax & Store」を実行。

bmi(1.8,55)」 と入れてプログラムの動作確認。

もうちょっとかっこよく。「Request」を使ってみる。

「Check Syntax & Store」実行後、「bmi()」 で動作確認。
身長と体重を入れるダイアログが出るようになる。

結果はこんな感じ。

さらに計算結果をダイアログで表示させるにはこんな感じ。
「Text」でダイアログをひょうじさせる事ができるが、計算結果をテキストとして扱うには「string」を使う。

結果はこんな感じ。

いろいろと遊べそう。