ctrlswapminiを使う

W-ZERO3[es] の文字入力方法を改善するためのツール「ctrlswapmini」を導入してみました。
ctrlswapmini」の存在は前から知っていたのですが、ただポケベル入力を実現するだけのソフトだと思っていました。しかし、知らなかったのですが「IME制御(Atok用)」という英数入力時に IME を強制解除するという機能がありました。前から英数入力時はATOKを「off」してくれるソフトが無いものか探していましたが、「ctrlswapmini」がそれを実現していたのです。
で、早速インストールしてみたのですが、他に SetWindowsHookEx() を使用しているソフトが有って起動できません。付属のドキュメントには

API の問題

このプログラムは SetWindowsHookEx() を使用してキー入力の置換を行っています。
WindowsCE の制限により SetWindowsHookEx() を使用しているソフトがすでに常駐している場合は起動することができないようです。

とあります。私のW-ZERO3[es]で既に起動しているSetWindowsHookEx() を使用しているソフトが何なのか分からなかったので、スタートアップに入っているものを順次停止して調べてみたら、「PQzII」がそれでした。(付属ドキュメントを良く読めば「PQzII や W-ZERO3 UtilityPlus 等の非常に便利な常駐系ソフトと同時に使用することができない。」と書かれていました)そこで一端「PQzII」を停止して「ctrlswapmini」を起動させたところ起動することが出来ました。
で、私の設定は

○拡張かな入力(逆トグル等)
□自動送り 1000msec
□自動CapsLock
IME制御(Atok用)

以上にチェックを入れています。
使い心地ですが、「ctrlswapmini」はかなりテンキー入力が楽になります。

  • 【#】 で逆順変換 (逆トグル)が出来る(携帯電話風になる)
  • 【*】で大文字小文字変換
  • 入力した文字が前の入力より約1秒以上時間差がある場合新しい文字入力扱いになる(Vodafone 702NKのような感じ)


ctrlswapmini」の導入のために外した「PQzII」ですが、結局使わない事にしました。調べてみると「multikeyhook.cpl」を使えば複数のSetWindowsHookEx() を使用しているソフトが起動できるらしいのですが、「PQzII」はソフトキーの長押しにソフトを割り付けるためだけしか使っていなかったので使うのを止めることにしました。