玄箱のMP3ファイルをW-ZERO3でストリーミング再生

玄箱に GNUMP3d というソフトを入れて玄箱の内のMP3ファイルをW-ZERO3でストリーミング再生させてみました。 GNUMP3d のインストールはいつもの通り apt-get で一発です。

# apt-get install GNUMP3d

設定ファイルを編集

# Basic Server Settings
port = 8088 ←デフォルトは8888(環境に合わせて変更)

root = /mnt/gnump3d/music ←デフォルトは/var/music(空き容量の多い/mnt以下に変更)

logfile = /mnt/gnump3d/log/access.log ←デフォルトは/var/log/access.log(空き容量の多い/mnt以下に変更)
errorlog = /mnt/gnump3d/log/error.log ←デフォルトは/var/log/error.log(空き容量の多い/mnt以下に変更)

# SECURITY OPTIONS.
user = gnump3d ←デフォルト

# AUTHORISATION OPTIONS.
allowed_clients = all ←デフォルト
enable_password_protection = 1 ←デフォルトは0でコメントアウト

# SERVER FEATURES.
always_stream = 1 ←デフォルト
advanced_playlists = 1 ←デフォルト

# Server Appearance Settings.
theme = dotNET ←デフォルトはTabular(好みに合わせて変更)
theme_directory = /usr/share/gnump3d/ ←デフォルト

GNUMP3dはWebページからMP3ファイルがダウンロード出来きちゃうので他人に勝手に使われるとまずいので上記の設定でAUTHORISATION OPTIONSを「enable_password_protection = 1」にしています。そして中身が「username:password」という「.password」を「music」フォルダに入れておきます。これで

# /etc/init.d/gnump3d restart

でGNUMP3dを再起動。好きなMP3ファイルを「music」フォルダにいれてW-ZERO3

http://玄箱アドレス:8088/

にアクセスするとユーザー認証の画面が出るので設定した usernameとpassword を入力して GNUMP3d のWebに入って適当に「recurse.m3u」という Platlist をダウンロード。
次に TCPMP から「recurse.m3u」を開いてやるとしばらくバッファリングした後 MP3 の再生が始まります。ビットレートを 32kbps くらいで MP3ファイルを作っておけば PHS 接続でも十分再生可能でした。
これなら大容量の miniSD は要らなくなります。