Salling Clickerを使ってみる

Macユーザーには好評のSalling Clickerを試してみました。Salling ClickerBluetoothを介してPalmやSmartphoneでMacを制御しちゃおうというソフトです。制御出来るソフトは、iTunes, Keynote, PowerPoint, EyeTV, Mail, DVD Player, VLCなどですが、AppleScriptに対応しているソフトなら制御が可能だと思います。もちろんそれなりのScriptを用意する必要がありますが、私には無理そうですけど。導入はSalling ClickerのWebからSallingClickerGM.dmgMacにダウンロードしてディスクイメージをマウントします。この中にはMacへのインストーラとSeries 60、UIQ用の"sis"ファイルとPalmOS用の"prc"ファイルが入っています。PalmOS用には日本語リソースもPalm Extrasフォルダ内に別ファイルで収録されています。
MacSalling Clickerをインストールすると、システム環境設定に「Salling Clicker」という項目と、メニューバーにアイコンが追加されます。
702NKへは他のソフト同様"SIS"ファイルを展開してコピーします。
メニューから「Clicker」を起動するとこのような画面になります。


オプションから「Connect...」を選択して制御したいMacと接続します。
または、Macから「Connect to Phone」を実行しても接続することが出来ます。



今回はiTunesを制御してみました。「iTunes Remote」を選択すると
「Launch iTunes?」と聞いてくるので「はい」を選択します。
ここでMaciTunesが起動します。



「More」から「Playlist」を選択すると、ITunesのPlaylist一覧が表示される
ので聞きたいListから曲を選択すればiTunesで曲の再生が始まります。



iTunesで曲にアートワークが設定されていると702NKの画面に表示されます。
また、曲の再生中にナビゲーションキーで制御が可能です。右で「次の曲」、
左で「前の曲」、上で「ボリュームアップ」、下で「ボリュームダウン」、
決定で「曲のポーズ」ということが出来ます。


Palmの場合もほとんど同じインターフェースなので戸惑うこともないのですが、Macとの接続はPalmからのみ出来ます。それに画面の解像度の多きのでアートワークの写真もきれいです。iPhotoとの連携はPalmの方がいいでしょう。