CJKOSでのHotSync時の文字化け解消

以前TUNGSTEN|T5の日本語化でHotSync時「Contacts」「Calendar」に文字化けが発生することを書きました。一時はCJKOSをあきらめてJaPonにしていましたが、ハードリセットを機にもう一度CJKOSにしてみました。文字化け解消にはPalm! Palm! Palm!で配布している「P@lmSJIS」が使えそうだということが分かりました。readme.txtには

P@lmSJISは、PalmOSエンコーディングをPalmSJIS(Shift JIS)に設定するプログラムです。P@lmSJISにより、英語版PalmバイスMac用PalmDesktop 4.0での組み合わせでも正しい動作を行わせることが可能です。

と書かれています。早速「P@lmSJIS」をTUNGSTEN|T5にインストールして「Contacts」「Calendar」をMacintoshPalmを上書きする設定でHotSyncしてみました。見事に成功。日本語の文字化けが出なくなりました。と喜んでいたらATOKというか「Graffiti2」の挙動がおかしくなり文字の入力が出来なくなってしまいました。で、いろいろ調べてみたらPalm Tungsten+J-OS 総合掲示板に同じような報告がありました。そして、HotSyncのときだけShift JISになるようにしてくれるSyncNoTokidakeShiftJISというソフトが紹介されていました。
SyncNoTokidakeShiftJISTUNGSTEN|T5にインストール。アイコンは追加されませんが、確かに「SyncのときだけShiftJIS」が有効になっていて文字化けは出ません。
ちなみにPalm Desktop 英語版 日本語文字化け対応パッチ「PDE2J」をMac側のPalmDesktopへ当ててやればSyncNoTokidakeShiftJISなどは必要無いようですが、私の環境だとPDE2Jのパッチ当てが失敗してしまうためPalm側で対応しました。