内部メモリーを仮想カードとして使う

osbaka2003-12-27

Zodiacは内部メモリーを仮想カード(RAM-bassed Virtual Card)として使う機能があるということは以前からZodiac.PocketGameshttp://zodiac.pocketgames.jp/)で知っていたんだけど、どうやって使うのか分からなかった。特にメモリーから変換するようなユーティリティーもインストールされているわけでもないし、CD-ROMにも入っていなかった。と言うのも、わたしはずーっと仮想カードは静的に領域を割り当てるものだと思っていたのです。しかし、どうもそうじゃなかったみたいです。はじめから仮想カードは存在していたのです。そしてPhots用のサンプルデータとしてJpegファイルがすでにこの仮想カードに入っていました。つまり仮想カードはファイル容量の変化により動的に領域が変化する仕組みになっているようです。試しにATOK設定の辞書設定で辞書を本体から移動を選択するとカード1、カード2,カード3と3つの選択肢があります。そうカード1がスロット1、カード2がスロット2、カード3が仮想カードになるようです。そこでカード3を選択するとあっという間にカード3へ辞書ファイルが移動します。
いったい内部メモリーを仮想カードとして使うということにどんなメリットが有るのでしょう。私が思いつくことは、例えばカード内にデータを置くようなアプリケーション(EB Player,WDIC,Power48など)を高速に動かしたいような時に有効だということでしょうか。Zodiac2なら128MBものメモリーがあるのでこんなことも十分可能でしょう。