八雲

ちょっと前のことですが、8月に島根県の出雲大社へ行ってきました。60年ぶりに本殿の屋根の修復工事をやるそうで普段は見ることが出来ない本殿の八雲を見てきました。八雲って本殿の天井に描かれた雲の絵なのですが、八雲なのに七つしか雲はありません。諸説あるようですが、神社の人の話では「完璧なものは後は滅びるしかない、あえて不完全なものにしておくことで永遠でいることが出来る」のようなことを言っていました。
なんだか最近この話を思い出したのがiPhoneのアップデート。iPhoneは人に言わせれば「見事にずっこけた」らしいけど、個人的には今まで使ってきたガジェットでは群を抜いて一番楽しい端末なのです。ですが、やはりちょっと足りないところが有るもの事実です。ところがiPhoneはアップデートするたびにすばらしくなっていくのです。Appleが八雲のようなことを考えているとは思いませんが、まさに永遠に進化していくようで楽しいのです。
以前使っていたSoftBank X01HTのアップデートは通信の向上とか謳っていましたがopenのパスワードが漏れたのを塞ぐためのものでした。こんなのは勘弁願いたい。