経産省、PSEマークなし販売容認

asahi.comの記事によると

電気用品安全法の本格施行で4月1日から安全性を示す「PSEマーク」の付いていない電気製品の販売が規制される問題で、経済産業省は24日、マークのない中古品でも、後日に漏電検査をすることを前提に、「レンタル」の形で事実上の販売を認めるなどの対策を発表した。マーク付与に必要な漏電検査の機器が不足しているための措置というが、検査の期限は示していない。リサイクル業者などの反発を受け、事実上の本格施行先送りに追い込まれた形だ。

結局PSE法ってだれのためのものなんでしょうか。経済産業省は消費者の安全を守るためって言ってますが、そのための証がPSEマークだとしたらこんなばかげたことはありません。中古品がPSEマークの有無で安全が補償される訳が無いのです。電気機器の絶縁性能なんて使い方によっては経年でどんどん悪くなっていくのです。数年前にPSEマークを受けても中古で流通する頃には当初の性能を有している補償なんてないでしょう。
もし本当に消費者のためと言うのなら、「中古品で販売するときには改めてPSEマークを取得しなさい」くらいの法でなければ意味がないと思うのです。
結局、経済産業省の無能ぶりに振り回された業界のみなさんはお疲れ様ですとしか言いようがありません。PSE法なんて意味のない法律は止めて欲しいです。