Power48を使う
hp電卓のエミュレーション「Power48」をPalm T|Xに入れました。以前から「Power48」のVer.1はCLIEやTUNGSTEN|Cに入れて使っていましたが、Ver.1ではPalm T|Xのポートレート表示に対応していないようで320×320での表示しか出来ません。そこで最新のVer.1.5.1にしてみました。README_FIRST.txtも何も見ずにVer.1.5.1を本体にインストールして今まで使っていたRomイメージをSDカードに入れてみましたが、なぜかRomイメージを認識してくれません。
README_FIRST.txtをみてみるとRomイメージの変換が必要だということが書かれていました。それには同梱されている「p48rc.exe」を使ってWindowsのコマンドプロンプトでやるようです。
まずは ROMイメージのダウンロード
48SX: http://www.hpcalc.org/hp48/pc/emulators/sxrom-j.zip
それぞれ解凍して「p48rc.exe」と同じフォルダに保存します。コマンドプロンプトを起動して「p48re.exe」のあるフォルダに移動して
>p48rc gxrom-j INTERNAL
>p48rc sxrom-r INTERNAL
>p48rc rom.49g INTERNAL
を実行するとPalmにインストール出来る「HP48GXROM.pdb」「HP48SXROM.pdb」「HP49GROM.pdb」というファイルに変換されます。また、SDカードに入れたい場合は
>p48rc gxrom-j CARD
>p48rc sxrom-r CARD
>p48rc rom.49g CARD
とします。すると「HP48SXp48rom」「HP48GXp48rom」「HP49Gp48rom」というファイルに変換されるので、SDカード内の「Palm/Programs/Power48」に保存します。
これでPalm上で「Power48」を実行すればhp電卓のエミュレータが使えるようになりました。私はすべてSDカードにROMイメージを起きましたが、「hp49g」のエミュレーションだけメモリ不足で使えませんでした。