便利ツールSendViaBluetooth

Vodafone 702NKMacで使うためのツール「SendViaBluetooth」が痒いところに手の届く非常に便利なツールだということに遅まきながら気付きました。私はMacユーザーではありますが、簡単にMacで出来ないことは無理をせずWindowsを使うというスタンスです。ですから702NKを購入後もソフトのインストールなどWindowsでやってきました。しかし、「SendViaBluetooth」はWindowsでやることがばかばかしくなるほど簡単便利なツールです。
SendViaBluetooth」は以下のような機能があります。

  • 単体ファイルのBluetooth送信。
  • m4aファイルの拡張子を書き換えて送信。(mp4と3g2)
  • 複数ファイルを一つのzipファイルにまとめて送信。
  • zipファイル中の.DS_Store等の不可視ファイルを消去して送信。
  • sisファイルをunsisし、zipファイルにまとめて送信。(zipインストール)

基本的にはファイルを自動的にBluetoothを使って702NKへ送信するスクリプトなのですが、前準備としてMac702NKはペアリングしておく、702NK側に「S60Zip」をインストールしておく必要があります。また、「SendViaBluetooth」と同じフォルダの中に「unsis.py」と「sis.py」が必要です。
例えばソフトをインストールするには

  1. 「sisファイル」を「SendViaBluetooth」へドラグ&ドロップする
  2. SendViaBluetooth」は「sisファイル」を展開して「zip」で圧縮して702NKへ送信する(この時、「.DS_Store」等のMac固有の不可視ファイルは削除される)
  3. 702NKで受け取ったら、そのファイルを開くと「S60Zip」が起動する
  4. 「S60Zip」の「オプション」メニューから「Extract files」を選択し「Phone memory」「Memory card」のいずれかを選択して「OK」する(デフォルトではE:(「Memory card」)になっていますがインストールするドライブは「UnsisPy」で変更可能です)
  5. 「メニュー」を選んで「Extract」すれば所定の場所にファイルがコピーされる

という流れになります。さらに、インストールのデフォルトドライブがEで、展開後Cに入れるべきファイルがある場合、「Drive_C」というフォルダの中にそのファイルは解凍されます。「SendViaBluetooth」は「Drive_C」をzip圧縮してから全体をzip圧縮し送信するので、「S60Zip」で「Memory card」のメニューに展開するとE:のトップに「Drive_C」というフォルダができます。その中にある「zipファイル」を「Phone memory」のメニューに展開してやるとインストールが完成します。
このツールのおかげで702NKWindowsを使わなければならないのはPIMデータの同期だけになりました。これも近い将来iSyncで出来るようになることでしょう。