"Tiger"でのウィルス対策(ダウンロードファイル編)

MacOS X "Tiger"でのVirexのコマンドを使ったウィルス対策ですが、先日、指定時間に指定フォルダをスキャンする方法を書きましたが、それだけでは少し不十分なように思います。一番感染しそうなのがファイルのダウンロードやメール添付ファイルを開いた時です。その瞬間にスキャンしてリスクを回避する必要が有ります。そこで「Folder Action Script」を利用する方法でやってみました。
まず、以下のようなスクリプトを書いて「Virex auto scan.scpt」など好きな名前で「Folder Action Scripts」に追加しておきます。

on adding folder items to this_folder after receiving added_items
   try
    do shell script "/usr/local/vscanx/vscanx -r -m ~/Desktop/virus/ --secure --exclude ~/Desktop/virus/ " & quoted form of the POSIX path of the added_items
   end try
end adding folder items to

次に「Finder」を開いてサイドバーの「デスクトップ」でコンテキストメニューを開きます。ここで「フォルダアクションを関連づける」を選択して先ほど作ったスクリプトを関連づけます。
これでSafariを使ってデスクトップにダウンロードしたファイルはバックグラウンドでスキャンされ感染していればデスクトップ上の「virus」フォルダに移動されます。そしてすでに先日、「virus」フォルダにはファイルが追加されるとアラートを出す「Folder Action Script」が関連づけてあるのでその場合はアラートを出してくれます。
同じく、Mail.appの「添付ファイルの保存先」のフォルダにも「Virex auto scan.scpt」を関連づけておけば万全です。